まちに、たがやす人を増やすということ

まちに、たがやす人を増やすということ

土を耕すより、関係を耕す

「みんなのうえん」を始めてから十数年が経ちました。よく「農業の話ですか?」と聞かれるのですが、僕たちがやっているのは、半分くらいは農業で、もう半分は「人と人の関係を耕すこと」なんだと思っています。

空き地を借りて、雑草を抜いて、土をつくる。ここまでは段取りどおりに進みます。けれど、そこに集まった人たちが、自然と挨拶を交わし、収穫物を分け合い、いつのまにか友達になっていく——この部分は、こちらが思いどおりにコントロールできるものではありません。

「余白」があるから人は動く

最近よく考えるのは、コミュニティには「余白」が必要だということです。きっちり設計され尽くした場所には、人が手を出す隙がありません。少し未完成で、少し不便で、「ここ、こうしたらいいのに」と思える余白があるからこそ、人は自分から動き出す。

農園は、まさにその余白のかたまりです。だからこそ、訪れた人がそれぞれの役割を見つけ、まちの当事者になっていく。

これからやりたいこと

このブログでは、農園の日々のできごとや、まちづくりについて考えていること、そして失敗談も含めて、正直に書いていこうと思います。どうぞお付き合いください。